《前回までのあらすじ》
宮崎に住む自転車で地球を6周したエコロジスト・松本英揮さんを訪ねるため、
私たち家族3人は、神戸港から宮崎港へのカーフェリーに無事に乗船し船旅を満喫。
日の出を見るため、早めに就寝して朝を迎えます。
松本英揮さんとは?
自転車で地球を6周し、地球環境をテーマに世界各地で講演会を2,000回以上開催してきたエコロジスト。2023年には自然素材のみで新月エコハウスを自力建設。彼の生き方はドキュメンタリー映画として撮影され、多くの賞を受賞しています。
映画タイトル「自転車で地球6周して分かったこと」(アマゾンプライムで視聴できます)

風とエンジン音に包まれて|カーフェリーから眺める日の出
夜寝る前に、受付で見た日の出予定時刻は5:38分。
船の上から日の出が見たくて、
夜中に目覚めてから2時間も経たない朝の5:20分に起床。
「まだ眠たい」というあかりを起こして家族全員で外のデッキへ。



重たいドアを開けてデッキに出ると、
早朝にもかかわらずすでにたくさんの人が集まっていました。
私たちも椅子に腰掛け、遮るものが何もない、海の景色を楽しみました。
空と、雲と、海だけです。



「あ!!」
誰かが気づいて左手を見ると、
水平線の向こうから日の出の瞬間が広がり始めていました。
思わず立ち上がり、船の手すりギリギリまで移動して、
少しずつ明るくなる景色を眺めます。



「うわぁ……」
驚きの声しか出せない圧巻の景色。
ゴーーーーと響くエンジン音と、前髪が吹き飛ぶほど強い海の風。
(強風で髪が乱れるので、ヘアバンドで前髪抑えられる方が景色をじっくり楽しめます)
デッキに集まった人たち全員で、少しずつ登る日をずーっと眺めていました。



天気に恵まれて、本当の良かったと思った瞬間です。
船旅がこんなに楽しいなんて、実際に乗ってみるまで知りませんでした。
飛行機や新幹線、電車にバスは、
基本的に移動中は座席でじっとしていなければなりませんが、
船なら自由に歩き回れて、こうして外の風を感じることもできる。
「船旅って、楽しいね!」
宮崎に到着する前から、移動手段に船を選んで良かったと心から思いました。
船に乗る前、夫の龍太さんがせっかくだから船にまつわる映画を観ようと
「タイタニック」をチョイスして
あかりが船に乗ることを少し怖がった時にはどうなるかと思いました。
あかりが乗船前に「氷山、ない……?」と恐る恐る聞いてきたので
「夏だから、氷はないよ」と伝えるとホッとして
今もすごく楽しんでいるので、結果オーライです。



日の出を満喫して、ふと時間を見たら6:00。
7:00からレストランの朝食バイキングが始まります。
部屋のお布団の片付けや、着替え、身支度、下船がすぐ出来るように
荷物を整えて、朝食が食べるために3Fのレストランに移動しました。
楽しみにしていた朝食バイキング|まさかのピンチと誓ったリベンジ
ホテルに泊まった時、
旅の時の楽しみはご飯!!
しかも自分で作らなくていいご飯は
日頃食事の支度をしている人にとって天国!!!
しかも食べたいものを選べるバイキング。
最高すぎます。
しかし。
朝食バイキングオープン7:00ぴったりに向かったレストランの前には
長蛇の列。
「しまった!出遅れた!」
そうです。楽しみにしているのはみんな同じ。
すぐに列に並んで、券売機でチケットを購入。
トレーを持って料理を選ぶエリアに辿り着くまでに、約15分かかりました。
無事に空いている席につけたのは7:20。
レストランは下船30分前にはクローズしてしまうため、
残り時間は40分ほど。
食べるのがゆっくりな あかりの時間配分を心配しつつ、
「いただきます!」



個人的に生野菜と焼き魚があるのが、特に嬉しいラインナップでした。
お味噌汁も体に染み渡る暖かさと美味しさ。



それぞれが選ぶメニューにも性格が出ていて、見ているだけで面白い!
龍太さん:野菜もご飯も盛りだくさん。色んな種類を味わいたい派
私:好きなもの選びつつも、野菜や魚、パンも添えて組み合わせとバランス重視
あかり:パンやウインナー、ミートボールなど、徹底的に「好き」だけを詰め込む派
ほとんど食べ終わった頃、
あかりにピンチが訪れます。
大好きなミートボールをまだ食べていない状況で
トイレに行きたくなったのです。
バイキングのレストランは再入場不可。
入場前にトイレに言っておかなかったのも失敗でした。
緊急だったので、
あかりの残ったご飯を龍太さんが代わりに急いで食べて、
食器を片付け外へ。
あかりの大好きなミートボールは、泣く泣くお預けに……。
私「帰りに船でも、ミートボールあるといいね」
しゅんとするあかりの背中をさすりつつ、リベンジを夢見ました。
宮崎から神戸港へ帰る時の朝食で、あかりがどんな一皿を完成させたのかは……
帰りの航海日誌でのお楽しみです。
下船ギリギリまで熱中した船内イベント|船内に隠れた生き物を探せ!
朝食のハプニングから気を取り直して、
下船まであと30分ほどのタイミングであかりが熱中したのが、
船内イベントの「生き物さがし」



3階の共有スペース内に隠された3匹の海の生き物を探すゲームです。
受付で紙をもらって、すぐに捜索スタート!



……これが思っていた以上に難しい!!
一つは、割とすぐに発見できたんですが、
のこり2匹に手こずり
同じところを、ぐるぐるぐるぐる。
タイムリミットが刻一刻と迫る中、あかりは受付のお兄さんの元へ。
「ヒントください!」
「このフロア内にあるよ〜」とニコニコ答えてくれるお兄さん。
「それが見つからないんだよー!」と
食い下がりつつも、諦めず再びさがし始めました。
何としても、自分で見つけたいんです。
そうこうしている間に船は港に到着して停止。
あとは順番に下船を待つ時間に。
ほんとーーにギリギリに!
「あったーーーー!」と
3匹全てをさがし終わり、無事に景品のステッカーをゲット!



ホッとした気持ちで荷物を背負い、
下船を待つ人の列に並びました。
ついに宮崎に到着! | 下船直後に目を奪われた「どこでもドア」とまさかのハプニング
「ありがとうございました!」と船員さんにお礼を伝えながら下船を済ませ、
宮崎の地に降り立ちました!
ついに、初めての九州!宮崎!
降りてすぐに、私は目を奪われたものがあります。
大きなヤシの木でも、
広がる大空でもありません。
なぜかポンと現れた謎のピンクのドア。
「どこでもドアだ!!!!」
私が思わず叫ぶと、あかりも「えっ!?」と
目を丸くしてドアへ一直線。
近くでみても間違いない。
あの「どこでもドア」そのもの!!



※後から調べて分かったのですが、このピンクのドアは
宮崎カーフェリーの神戸就航10周年を記念して、
2024年10月に屋外へ設置されたピンク色のフォトスポット
「ひなたのとびら」というそうです。
当時の私たちは知る由もなく、私とあかりは
「どこでもドアだ〜♪」と浮かれて
龍太さんにカメラマンをお願いして、写真を何枚も撮ってもらっていました。



さらに浮かれ気分が止まらない私とあかりは、
宮崎港のフェリーターミナルの建物付近で、いろんな写真を撮りました。



カーフェリーのイラストが可愛い「海色ポスト」



宮崎名物!ポケモンの「ナッシーバルーン」
色んな写真を撮っていると、
龍太さんが「あーーーー……」と、
空気が抜けたバルーンみたいな表情で外からフェリーターミナル室内に入ってきました。
私「どうしたの?」
龍太「バス……行っちゃった」
私「え?」
そうです。
私たちが浮かれて写真を撮っている間に、
目的地の英揮さんの家に近い宮崎駅までのバスを逃したのです。



「1日1本しかない……!!」
なんということでしょう。
ここから駅まで歩いたら40分はかかります。
船旅を全力で楽しみすぎ、
降りてからも浮かれすぎてしまいましたが、
私たちはまだ目的地にすら到着していないのです。
私たちはすぐに、タクシーを手配して
英揮さんの家に向かうことを決めました。
▶︎宮崎港フェリーターミナルのアクセス・バス・タクシー情報はこちら
無事にタクシーを拾い、いざ今回の旅の目的地へ。
松本英揮さんがいる「新月エコハウス」に向かいます。
果たしてどんな再会が待っているのか――?
次回、「宮崎の新月エコハウスにて|松本英揮さんとの再会!!」へ続きます!



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