奈良マラソン開催日が近づく冬には
夫が夜明け前、外を走りに行き
私とあかりが起きるくらいの時間に帰宅。
外の冷たい空気で冷えた手を
布団で寝ていた私と娘のあかりの足に
ピタッ!とつけてきて
「ぎゃーー!冷たい!!」と
笑いながら騒ぐ朝。
夫の龍太さんが奈良マラソンに参加するようになった
3年間の間、冬のお馴染みの朝となりました。
奈良マラソン前日までの日常
龍太さんが
奈良マラソン(フルマラソン参加で42.195キロ)に参加しはじめたのは
2023年12月。
昨年はインフルエンザで参加できなかったので
今回で2回目。
珈琲を毎日淹れて飲むように
朝日が昇りきる前の時間に毎朝起きて
歩いたり、走ったりしながら
運動の習慣を作っていました。
「畑の稲が綺麗だったよ」
「今日は寒かった!」
季節によって変化する畑の様子や景色
気温のことを話す龍太さん。
時折撮った写真も見せてくれました。
奈良マラソン前日は
フルマラソン参加者がゼッケンを受け取るため
奈良駅周辺や、会場の鴻池グラウンドは賑わっていました。
ミニマラソンに参加している人もいるため、
会場周辺に出ている屋台にも大勢の人が。
会場までとても自転車ではすいすい進めないぐらい
鴻池グラウンド周りは人が多かったです。
私はフルマラソン開催の前日に龍太さんのゼッケンを受け取りに会場へ。

午後に行ったら並ばずにすぐゼッケンを受け取れました。
ゼッケンを手にすると、
実際に走るわけではない私まで少しドキドキしました。
今日お店を開けている龍太さんはどんな気持ちだろうか。
もらったゼッケン入りの袋を持ちながら
ちょっとドキドしながら帰りました。
しかし、奈良マラソン当日の天気は雨予報。
それを知った娘が何日も前から、てるてる坊主を作って飾っていました。

ママ、パパ、あかり。家族3人のてるてる坊主。
フルマラソン前日は晴れていました。
「明日も晴れますように、、、!」
数日間、天気予報と睨めっこしながら願いました。
奈良マラソン当日
願いが届いたのか、
当日はお天気に!
雨で体が冷えることはないぞー!とほっとしました。
朝早くから支度を整え、朝ごはんを食べ
会場に向かう龍太さんを、娘と一緒に
「頑張ってね!」
そう言って見送り、
テレビで奈良マラソンスタートの様子を見ました。
「パパ、テレビに映るかな」
ワクワクしながらテレビを観るあかり。
2年前も、
「テレビにパパが映ったら写真に撮る!」と
iPadのカメラを起動させてテレビに向けていたのを思い出しました。
その後、私とあかりも支度を整えて
家から歩いて会場に向かいました。
参加者全員には、靴につけるようなタグが配られていて、
「応援navi」というアプリから応援したい人が今どこを走っているのか
リアルタイムで終えることを知り
すぐにダウンロード。
ゼッケンの番号で検索し、
どこに龍太さんがいるのかをリアルタイムで見ていました。

もうすぐ折り返しだ。
タイムが落ちてるけど大丈夫かな?
がんばれ龍太さん
ふと。応援naviアプリに、走っている人にメッセージを送れる欄があるのを見つけました。
走ってる龍太さんがその時にメッセージを見ることはないと
わかりながらも、居ても立ってもいられず
鴻池グラウンドの会場からメッセージ欄に、
娘と一緒に「がんばれー」と打ち込んでしまいました。
さらに気づくと、他の方からの応援メッセージが。
きっと喜ぶから、あとで絶対に龍太さんにみせよう。
他にも応援してくれている人がいるというのが
目に見えてわかる心強さを感じました。

応援してくれてる人がいるって、本当にありがたい。

初めて使ったマラソンの応援naviアプリ
今どこにいるのかな。
そんなすぐに変わらないと思いつつ、
頻繁にアプリを見ながら見守っていました。
お昼には外が冷えてきて風が冷たくなり
大丈夫かな?と心配が募ります。
走るペースがゆっくりになってきたことが気になりつつも
ゴールまでまだまだ時間がかかりそうだったので、
あかりと一度、家に帰りました。
ゴール直前にパパを発見
家でお昼を食べつつ
アプリで様子を見守っていると。
残り10キロきった!という距離に。
「パパを応援に行こう!」と
あかりに急いで支度をさせて会場へ。
私が、
「もうすぐパパが来そうだから急ごう!」というと
「いっそげーー!」と
会場までの道を多くの人をかき分けながら走りだすあかり。
会場までの道のりに人が多く、
思ったように進まないことに少し焦りつつ
すぐ左の道を走るランナーの中に
龍太さんがいないか探しつつ急ぎました。
「ママー!はやくー!」とあかりに促され
ゴールがある会場内になんとか辿り着きました。
会場のゴール前の観客席にたどり着いて
カメラを構えて待ちました。

ゴールがある会場の観客席の一番前に行き、
パパはいつ来るかなと思った瞬間。
すぐ目の前に見覚えのある姿が。
「いたーー!」
走って帰ってきた龍太さん発見。
「パパー!」
あかりが手を振ると
手を振りかえしてくれたパパ。
「おかえりー!がんばれーー!」
とゴールする瞬間まで叫んでしまいました。
そして、
無事ゴール!!
掲示板の時間は
ゴール締切の12分前でした。

スタートの時間を考慮した記録。39(サンキュー)が並んでると
喜んでいた龍太さん。
龍太さんが、あかりに見せて伝えたかったこと
ゴール後はフラフラで、通常よりゆっくりな足取り。
体も冷えてきているようでした。
「先に私が帰ってお風呂沸かしておこうか?」
「そうだね、ありがとう」
そんな会話を交わして、家に私は急ぎました。
あかりはパパと一緒にゆっくり帰宅。
帰ってすぐにつけたストーブが部屋を温めた頃
外から2人の声が聞こえてきました。
龍太さんは2階の部屋までスパイダーマンのポーズで階段を登り、
なんとか帰宅。
しばらくストーブの目の前で体を温めていました。
ストーブ前にいる龍太さんが見えない位置に私を呼んで、あかりが言いました。
「あかり、パパにメダル作りたい」
パパがお部屋のストーブの前で体を温めている間に、
あかりはこっそりとメダルを作成。
そして、完成したメダルをプレゼントすると
「これが1番嬉しい!」と
ほんとうに嬉しそうでした。
メダルで、元気を取り戻したようにも見えました。


龍太さんがお風呂に入った後は、私のリラクゼーションセラピストとしての本領発揮。
全身のマッサーをプレゼント。
頑張った筋肉を労るように、保湿クリームを使って疲労を流し
使いすぎた筋肉に負担がかからないように、力をほとんど入れずに手のひらで
ゆっくりほぐしました。
「家にセラピストがいるって、いいね」
ゆっくりできている様子に
今年も無事終わってよかったなとほっとしました。
夕飯は、龍太さんの好きなもつ鍋。
もつ鍋はうまい!と、食べていましたが
夫婦2人は後から少し胃がもたれてしまったので
「来年はサッパリした鍋にしようか」と
当たり前のように来年の話をしました。
「あかりが小学校卒業するまでは、奈良マラソン出ようかな」
と笑って言っていました。
龍太さんがそう言う大きな理由は、
失敗してもいいんだよと伝えたい。
だから、失敗している姿をあかりにみせたい。
そんな想いで
龍太さんは奈良マラソンに参加していました。
たくさん練習して、努力しても
当日転んだり、走りきれないこともある。
だけど、失敗を怖がってエントリーしないとなにもはじまらない。
失敗するか成功するかは、やってみないとわからない。
たとえ成功できなくても、チャレンジしたことが大事だから
失敗してもいいんだよというのをみせたい。
私は、失敗しても成功しても
頑張ってる姿をあかりはみているよと感じています。
その証が、
あかりがパパに作ったメダルです。
龍太さんはあかりに2年前にもらったメダルも
大切にとっておいてます。
メダルコレクション、これからも増えていきそうです。

あかりにとっては優勝!
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