ヨシダ珈琲豆店の準備を進めていた、2025年の夏。
娘のあかりも
「自分のお店」の準備をしていました。
小学2年生、はじめての出展です。
娘の夢。お店で物を売ってみたい!
「自分で作った物をうってみたい!」
工作やお絵描きが大好きな小学2年生の娘が、時折言っていました。
どうにか夢を叶えてあげたいな。
そう思った時に、真っ先に浮かんだ場所がありました。
赤ちゃんの頃から通っていた、
ご近所の小さな市の存在です。
ご近所にあった、夢を叶える場所

家のご近所に初宮神社という小さな神社があります。
その神社では毎月5がつく日に
五縁市(ごえんいち)という市が開催されます。
ご近所ということもあり、
娘が赤ちゃんの頃から遊びに行き、お店の方にもたくさん可愛がってもらっていました。
ここの市主の方に
「子供でも参加できますか?」と
聞いたところ、すぐに快諾。
むしろ大歓迎でした。
夏休みなら、学校休みの日に参加できる!と思い
娘のあかりに
「ここでお店出してみる?」と聞くと、、、
「やるーーーーーー!!」
私に顔をくっつくくらい近づけて即答。
やる気満々。
出店日も決めて、準備スタートしました。
バッチしょうてん誕生
出店を決める時に
お店の店名が必要でした。
あかりに
「なんて名前のお店にする?」と
聞いたら
「バッチしょうてん」と即答!
フェルトで作ったマスコットに
安全ピンをつけたバッチを
作ることに決めていたようです。

写真は、あかりが作って当日販売したバッチたち。
「フェルトで作るものだから、マスコットっ言い方の方がわかりやすいかもよ?」と
つい余計なことを言ってしまった私。
あかりは即答で
「バッチがいいの!!」と強い意志。
あかりのお店だから、好きなようにさせてあげようと思い
見守ることにしました。
バッチをこつこつと作る姿は真剣そのもので、
我が子ながらすごいなと感心するほどでした。
はじめての値段つけ
「値段、いくらにする?」
あかりに、値段をつけさせてあげたいと思い聞いてみたのですが
はじめは自信なさげに
「おきもちで、、、」
と答えていました。
うんうん、わかるよ。
値段をつけるのって、大人でも難しいよね。
一応伝えておこうと思い
「出店料がかかるよ」
と伝えると
「!!そしたらちゃんとお金もらって売る!!」
と気持ちが変化。
値段を1つ100円に。
(安すぎる気もするけれど、まかせよう)
口に出したくなる気持ちを抑えて見守り。
そして、バッチがどんどんできていくと
また気持ちが変化しました。
「こんなに、いっしょうけんめい作ったものだから、
やっぱり300円にしたい」
価格は300円に決定。
(高すぎないかな?もはや子供の手作りの相場が分からない。けど、あかりの気持ちを優先しよう)
心の葛藤を口に出さないようになんとか抑えました。
この経験から得られた気持ちの変化だけでも、
もうすでに価値があると思える経験値の積み方をしているように思いました。
出展日前日のこと
仲良しのお隣さんや、お友達に
お店するよー!と声をかけていたあかり。
できる範囲で宣伝もして、
一緒に当日持っていく物を準備しました。
何が必要かな?を想像して
「バッチが売りきれた時ように
フェルト持ってこう!」と裁縫道具も準備。
商品を追加する準備するの
すごいなとびっくりしました。
さらに、用意していた娘の看板をみてさらにびっくり。

いまはうっていません
この文字が入った看板。
席を外すことがある事とか、準備中のことを考えてる、、、!
本当にはじめての出店なのか、、?と我が子ながら驚きました。
当日の朝になると、
「早くお店出しに行きたい!!」
「いついくの?」
「もうそろそろなんじゃない?」
ワクワクして落ち着かないあかり。
ついに出発の時間になり、荷物を持って初宮神社へ。
バッチしょうてんオープン!
時間になったら会場の初宮神社にいき、テーブルに商品を自分で整えて並べていました。
ここまでの準備を思うと、
商品が並んだ瞬間は、なんとも
感慨深い。


商品も並べ終わり、準備満たん。
五縁市が始まると、ありがたいことに
声をかけていたお隣さんがきて商品を買ってくださり
出だし順調。
お友達も来てくれ
「あかりちゃんのお店なの!すごいね!」と声をかけてくれました。
けれど、300円は小学生には大金。そんなかんたんに買ってはもらえません。

最初の売り上げで他の店のレモネードを買って飲みつつ、誰も来なくてテンションが下がるあかり。
売れないのも経験だよね。
思ってたんとなんか違うぞ、、、となるあかりを見守りながら
過ごしていると、
1人の女の子がお母さんと市にたまたま遊びに来ました。
おともだちアルバイト2人参戦
その子は小学4年生で
イベントでお店を2回も出店したことがある子でした。
あかりがお店をしているのをみて、ある商品を見て一言。
「メロンパンだー!かわいい!」
ざわっ。
周りに居た数名の大人はどよめきました。
ほぼ全員が、ぎょうざだとおもったバッチを、、
このこはメロンパンだと気づいてくれて、しかも買ってくれたのです。

商品の一番左にあったメロンパン。よく見るとメロンパン柄の線がちゃんと入ってる。
感性が似てるのかもね、と大人はこっそり話します。
その後あかりを
ものすごく応援してくれて
一緒に売り子をしてくれました。
「バッチしょうてんです!バッチを売っていますよー!」
人がいなくなると、紙にバッチしょうてんと書いたチラシを作って配りはじめて呼び込み。

買ってくれたバッチを
「これどうかなー?」と胸につけるお客様には
「お似合いですよ」
と、すかさず声をかける。
この子、、すごすぎる、、、!!!
そして、お店の正面から
その子のお母さんが飲み物を渡そうとすると
「そこに立ってたらお客さんの邪魔になるから後ろに回って!!」
ピシャリ。
すごいプロ意識、、、。
どの会社の社長さんでもこの逸材は欲しがるのでは、、、!?と思うほどのスーパー営業マン。
手先も器用で、
余ったフェルトに「店長」とかいて
ネームプレートもプレゼントしてくれました。

更に。
あかりの幸運は続きます。
別のお店の出展者の娘さん(小1)が加わり
「いらっしゃいませー!」
と、声が賑やかに。
店長のあかりは
有能な販売員を得た後
他のお店に売り上げでジュースや食べ物を買いに。

「店長、しごとしてくださーい!!」
と声をかけられながらも
楽しく過ごす女の子たちの姿はとても逞しかったです。
お給料をわたしたい
お友達の助けもあり、
1回目の出店は見事黒字!!
びっくりしたのは
あかりが、手伝ってくれたお友達2人にそれぞれ
200円のお給料をわたしていたこと。
2人の親御さんも驚いて、
もらえないよー!と言っていたのですが
「いいの!!」
と真剣な顔で
断固として渡すことを譲らないあかり。
もらってあげてください、
あかりが決めたことなのでと
受け取ってもらいました。
お友達は大喜び!!
「次も頑張ります!!」と満面の笑顔。
あかり、店長の素質あるかもしれない。
そしてその後もお店番を友達にまかせて他の店の人のところに遊びにいくあかり。
人を使うのがうますぎる、、、!
はじめての出店は
運と友達にも恵まれて幕を閉じました。
お店をやってみて感じたこと
「今日、お店やってみてどうだった?」と聞くと
「楽しかった!!」と笑顔。
準備から販売まで、本物のお金を扱う経験ができたこと、
準備していく中で気持ちの変化は
自分のお店を出すという経験を通してじゃないと得られない貴重な体験でした。
夫の龍太さんとも
「そんな経験ができる場所が身近にあるなんて、ありがたいね」と
感謝が溢れました。
「まだ夏休み中に出店できる日あるけど、
もう1回出たい?」と聞くと
「出たい!!!」とこれまた即答。
2回目の出店のお話も、
ぜひお付き合いください。

ーーーーーーーーーーーー ☕️ ーーーーーーーーーーーー
あかりが出店した五縁市
→五縁市インスタグラム
奈良市の初宮神社で毎月5が付く日に市が開催されています。
(最寄駅の近鉄奈良駅から徒歩5分)
あかりのお店 バッチしょうてんインスタグラム
→バッチしょうてん
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コメント
コメント一覧 (3件)
[…] かりが2回目の出店をしました。1回目のお話はこちら→はじめての出店記録 […]
[…] はじめての出店→小学2年生の娘のお店「バッチしょうてん」ができるまで2回目の出店→小学2年生の娘のお店「バッチしょうてん」|2回目の出店記録 […]
[…] はじめての出店→小学2年生の娘のお店「バッチしょうてん」ができるまで […]